おまとめローンで借り入れを一本化する際には、まずは金利をしっかりと見ておきましょう。

状況によっては、おまとめローンの利用を諦めざるを得ないこともあります。おまとめローンは何も借金で困っている方を救済するものではないので、利用者の状況によってはおまとめローンの利用は出来ない、諦めるしかない場合もあるのです。

諦めるとは言っても現状の借金があるうちはといった話ではなく、理由次第では一定期間の経過で再びおまとめローンの利用が検討できます。今の状況はどうなっているか、改めて確認をしておけばどのように動くべきかが分かります。

おまとめローンの申し込みをする段階で、今の借り入れ先の返済期日が過ぎて未入金となっている、つまり返済の遅滞がある方は、現状ではおまとめローンの利用は諦めざるを得ません。返済が遅れている方に対してはおまとめローンの融資は基本的に行われないので、まずは返済の遅れを解消しなければなりません。

また、返済はされているとしても、不足入金となっている場合にも注意が必要です。入金状況は信用情報機関に記録がされているので、不足入金の記録が付いてしまっていれば、おまとめローンの審査では不利となります。

おまとめローンに申し込む際には、今の返済がしっかりと出来ているか、うっかり忘れでの返済遅れがないかをよく確認してください。現状で数日間の遅れがあるとしても、一度きりの遅れでしっかりと入金をして半年以上などの期間が経てば、審査もそこまで不利にはならないでしょう。

何社もの借金があり、全てに返済が出来ていない、既に返済が遅れてから3ヶ月などの長期に渡る滞納を続けている方は、おまとめローンを含めてローンの利用自体が不可能と言えます。おまとめローンの利用も諦めなければならないので、まずは現状の借金をどうするかを考えてください。

おまとめローンは、返済が出来なくなった方を助けるものではありません。返済が出来ている方、他社でばらばらに借りていてもしっかりと返済が遅れずに行えている方を、低金利で囲い込むといった貸し方となります。

返済が出来なくなっている状況ではとても貸してもらえないので、借金の返済が出来なくて困っている場合には、おまとめローンの検討ではなく、借金の整理に向けた相談を考える状況と言えるのです。